償却資産の申告はお済みですか

 土地・家屋以外で事業用に使用する償却資産の所有者は、毎年1月1日現在、所有する償却資産を法人・個人を問わず申告する必要があります。
 令和5年度の申告が済んでいない方は、お早めに申告してください。初めて申告する方は、申告用紙を送付しますのでご連絡ください。

償却資産の例示

資産の種類 課税客体

構築物

門、塀、舗装路面、煙突、ネオンサイン、内装、外装、庭園、その他土地に定着する土木設備等

機械および装置

旋盤、ボール盤、プレス機、モーター、ポンプ、科学機械、コンベアー、医療機械、その他物品の製造・加工等に使用する機械および装置等

船舶

ボート、釣り船、貨物船等

航空機

飛行機、ヘリコプター、グライダー等

車両および運搬具

フォークリフト、構内運搬車、自転車、大型特殊自動車、ロードローラー、ブルドーザー、パワーショベル、タイヤローラー等(ただし、自動車税、軽自動車税が課税されるものは除く)

工具・器具および備品

机、椅子、計算機、測定工具、検定工具、応接セット、陳列ケース、ロッカー、医療用機器、理容・美容機器、金庫、ルームエアコン、自動販売機、冷蔵庫、テレビ、パソコン、ドローン、その他各種工具および備品等

※アパート、駐車場等を経営されている場合、土地・家屋以外の資産(エアコン、外構、塀、アスファルト舗装、砂利敷、フェンス等)が、償却資産に該当します。

申し込み・問い合わせ

課税課固定資産税係へ。

 


市民協働事業提案制度公開プレゼンテーション・審査会の開催

日程

7月22日(土曜日)午前10時から

会場

防災センター4階会議室

内容

令和6年度実施希望の提案事業

  • 市民提案型 「外国人を支えるやさしいまち」

問い合わせ

政策室市民協働推進担当

 


健康と衛生

教室

老人クラブ連合会 歯科医師講演会
日程

7月27日(木曜日)午前10時~正午

会場

防災センター4階会議室

定員

先着70人(予約不要。会員でない方も参加可)

講師

岡本美世子さん(狛江市歯科医師会)

※「狛江市高齢者等生きがいポイント」対象事業です。

問い合わせ

高齢障がい課高齢者支援係


あいとぴあ地域包括支援センター

65歳からはじめる体力づくり~宮崎先生の健康体操~

日程

8月2日(水曜日)午後1時30分~3時

会場

あいとぴあセンター

定員

16人(新規申し込み優先)

講師

宮崎正和さん(健康運動指導士)

持ち物

飲み物、タオル

申し込み・問い合わせ

7月18日(火曜日)から20日(木曜日)までに、あいとぴあ地域包括支援センター 電話(5438)3565へ。

お知らせ

うんどう教室を休止します

毎月、市内4カ所の公園で行っているうんどう教室の活動を、8月は熱中症予防のため中止します。

問い合わせ

高齢障がい課高齢者支援係

出会いの場「転入者のつどい」
日程

7月31日(月曜日)午後1時30分~3時30分

会場

ふらっとなんぶ

対象

65歳以上で、こまえ苑エリア(岩戸北・岩戸南・猪方・駒井町)に転入した在住の方

定員

先着6人

内容

転入者同士の交流や普段の生活に役立つ情報交換

持ち物

筆記用具

申し込み・問い合わせ

地域包括支援センターこまえ苑 電話(3489)2422へ。

 


消費生活センターから188

ペットショップで購入した犬のせきが購入前からの病気と診断された

相談事例

 4日前にペットショップで犬を購入しました。家に連れ帰った時からせきがひどかったので動物病院で診察してもらったところ、購入前から気管支炎に罹患していたと診断され、薬をもらいました。
 治療費をペットショップに請求しましたが、犬を買った時にお店に勧められて加入したペット保険を使えば初回の治療費はカバーできる、と支払いを拒否されました。病気の犬を売ったショップの責任なのに納得できません。通院時に利用したタクシー代も支払ってほしいです。

アドバイス

 飼い主にとってペットは大切な家族ですが、民法上は動産で、ペットは物として扱われます。しかし、裁判等では物の中でも「命ある物」とされ、愛情を注いで飼われていたペットの死等に対し、飼い主の精神的慰謝料等の面で特別な配慮がなされています。
 ペットに関する法律には動物愛護管理法があり、ペットに対する接し方や扱い方について規定しています。動物販売業者は登録制で、販売時にペットの健康状態やワクチン接種の有無などの現物確認と、書面による対面説明が義務付けられています。販売時から病気の場合には民法で責任を追及できます。契約内容に適合しない病気等のペットを引き渡された場合は、治療費・代替ペットの引き渡し等を求められ、代金の減額も可能です。
 また、ペットには公的健康保険制度はなく、民間のペット保険や共済がありますが、契約期間や補償条件など内容や種類はさまざまです。加入前によく確認してください。事例のケースでは、交渉により治療費の一部を負担してもらえました。
 心配なことがあれば、消費生活センターへ。

問い合わせ

地域活性課地域振興係

 


今はむかし(その350)

校舎建築の変遷

 昭和35年3月、狛江町で初めて第一小学校に鉄筋校舎が建てられた。また、38年に第二小学校、39年に第一小学校と第三小学校で増築が行われた。当時人口増加の折、限られた補助金の中で少しでも多くの教室面積を確保するため、一小、二小、三小は教室が北側、廊下を南側にして廊下は吹きさらしの南面開放廊下形式をとった。そのため雨が強く降ると廊下は水浸し。児童が滑ったり教室の中まで濡れてしまう。後に窓を取り付けたが、南側に廊下があった痕跡が今も三小の東側の教室に残っている。
 昭和41年に第四小学校ができた頃は各地に新しい学校建築ができた時期でもある。調布の染地小学校に蜂の巣型校舎が造られたのもその頃で、旧第四小学校では中央階段式の団地のように廊下を挟んでその両側に教室を3階まで配置したものを1ユニットとし、それぞれのユニットには廊下、階段、便所を設けたが、隣の教室とは非常用の扉は付いているものの通常は行き来できない構造である。この建物には柱や梁がない「壁式構造」となっている。そのユニットを3つつなげて校舎とした。その形が飛行機に似ているといってこれが校章のもとになっていた。校舎棟の南に特別教室や管理室を平屋で配置している。
 昭和42年に建てた第二中学校は北側に水路敷があったが後に下水管を入れ、埋め立てたのち学校敷地に取り込んだ。
 特別教室は1階に配置して面積を広く取り、廊下は生徒が民家をのぞかないように窓を高くし、近所への音の配慮も兼ねている。職員室や宿直室など管理室は2階にまとめている。その他、体育館は正方形でその窓は鉄の扉とガラス扉を交互に配置した「ガラリ戸」方式で室内の明るさを調節することができたし、暗幕も要らなかった。
 昭和46年に開校した第六小学校は、土地を有効利用するために狛江市の小学校としては初めて4階建てにした。
 昭和48年に建てた第三中学校は「狛江浄水場」の跡地で、敷地の東隣には現古民家園の荒井家住宅があったし、西側にも民家が隣接していたからそれらの建物への日照の影響を少なくするとともに、校庭もなるべく広く取ろうということから校舎の位置が決まり、校舎の面積も少なくしようと中廊下形式が取り入れられ、門柱と銀杏並木を残した。
 昭和55年にできた第四中学校は北側に民家が多かったので中廊下形式の校舎を南側に配置し、すぐ北側に並行して体育館とプールを配置して民家へ日照の影響を少なくした。同じとき市役所の建て替えもやっていて、市役所にあった銀杏の木を四中の正門から玄関までのアプローチの銀杏並木として移植した。

 井上 孝(元狛江市文化財専門委員)