令和7年度第2回狛江市市民参加と市民協働に関する審議会会議録(令和7年7月22日開催)
1 日時 |
令和7年7月22日(火曜日)午後6時30分~8時50分 |
2 場所 |
狛江市防災センター403会議室(オンライン含む) |
3 出席者 |
委員:重藤 さわ子、深谷 慎子、岡本 千栄子、麻宮 百、伊東 達夫、伊藤 秀親、遠藤 貴美子、鳥塚 鈴子、吉田 明広、千葉 尚政 政策室長 杉田 篤哉、政策室市民協働推進担当 白岩 亮、白鳥 美嘉 |
4 オンライン |
関谷 昇 |
5 欠席者 |
西 智子、上野 良歌、松浪大輔 |
6 配布資料 |
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7 議題 |
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(1)市民協働事業提案制度応募状況について -資料1-1~1-3に基づき、事務局から説明- ・募集に関しては、広報こまえ、市HP、市SNSで周知を行ったほか、今回は、こまえくぼから登録団体へ制度を周知するためのメールを送付し、興味があるか等の団体の意向を確認するためのアンケートを実施した。その中で興味がある団体が複数あり、行政提案型については担当課を含めた事前相談を行い、最終的に1件の応募があった。また、市民提案型については3件の応募があった。 ・行政提案型については、公園を活用したコミュニティガーデンの創出事業として、市民や地域が主体となり市内の公園に花壇の造成や植物の植えつけなどを行う、コミュニティガーデンを設置するもので、狛江市菊花会から提案があった。 市民提案型については、1件目の「外国人を支えるやさしいまち」については「NPO法人こまえにほんごしえん・日本語スクール」からの提案で、当該団体は令和4年度に行政提案型事業として採択され、令和5年度に事業を実施、令和5、6年度に、市民提案型事業として採択され令和6、7年度と継続して事業を実施している。今回、令和8年度分についても市民提案型事業として応募を受けたもの。 ・「生理の貧困」については、「国際ソロプチミスト東京-狛江」からの提案で、「生理の貧困」の認識度及び実際に「生理」に関わる困難に直面している女性の具体的な問題点を把握するためのアンケート調査をするほか、調査結果を踏まえ「生理の貧困」についての理解促進を図るためのパンフレットを作成するもので、政策室が担当となる。 ・「要約筆記啓発事業」については、「狛江要約筆記サークルこまくさ」からの提案で、聞こえない人、聞こえにくい人への理解を深め、コミュニケーション支援の重要性を学ぶ機会を創出することを目的に、実践的な体験を通じ楽しく学べるワークショップを開催するもので、高齢障がい課が担当となる。 ・審査会では、提案団体が提出した「書類」と「プレゼンテーション」をもとに審査していただき、その内容を踏まえ最終的に審議会として採択等の答申を検討し、8月の第3回審議会で取りまとめ、市長に答申する。その内容を受け、市が最終決定を行う。 -承認-
(2)市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価について -資料2-1~2-5に基づき審議- (会長)短いスケジュールの中、初めてのことにも関わらず丁寧に評価を行っていただき感謝申し上げる。それぞれが評価を行っていただいたが、審議会の中で合議しどのような評価にするかを今回の審議会で決める必要がある。2回に分けるか1回で行うか事務局と検討したが、分けてしまうと評価の感覚が変わってしまう可能性もあるので、本日評価を決定したいと考えている。今回の評価はあくまでも全体に広げる前に、まずはやってみて、評価方法が適切なのか等を確認するための試行的な評価という側面もある。評価というのはダメ出しをするのではなく、よりよい行政活動をしてもらうという主旨で、われわれ市民としても温かく見守ってよりよい活動になるようにアドバイスしていくという側面もある。A、B、Cという評価が独り歩きしてもよくないので、それも踏まえ御意見をいただきながら評価を行っていき、各委員の評価をどこに合わせていくのか慎重に議論できればと思う。 はじめに、評価するにあたり、事務局から伝えておきたいことがあれば伺う。 (事務局)今回政策室が昨年担当した3件の事業については、市の大きな計画の策定等であり、それらに対する市民参加手続について評価いただいた。条例に定められている手法に沿って市民参加手続は行っており、審議会に市民委員に参加いただいていたが、実感としては学識経験者や有識の委員がいる中でも、偏りなく市民委員含め意見は活発にされていた認識である。市民説明会及びパブリックコメントをセットで行い意見を反映させるという点については、昨年度は年度末に計画の策定や改定の時期が重なってしまったことも影響があったのか、参加者が少ない、意見をいただけなかったという点があり、全体的な課題として受け止めている。条例策定から20年経過し、手続自体は定着しているが、実質的に市民説明会及びパブリックコメントについては改善する必要はあると感じている。そのような点も踏まえて御意見を対応に繋げていきたい。 今日は評価軸についても振り返りながら、委員により評価も異なると思うので議論の中でうまく意見に繋げていただけるとありがたい。 (会長)流山市の事例を踏まえ、評価が各部署でどのように捉えられて反映されていくのか、評価の仕方で留意することなどがあれば副会長から伺いたい。 (副会長)評価の水準や基準はやりながら作っていくものだと思う。最初は厳しく見る方とそうでない方で分かれる傾向があるので、議論し合いながらレベル感や評価の水準、基準、着眼点を確かめていくとよいと思う。特に評価で出てくるのは、市民参加手続の選択についてでは、条例に定められた手続を担当部署が選ぶことになっており、審議会、パブリックコメント、市民説明会を一通りやっているということで結果シートが提出される。担当部署からすると、選ぶべきところから選んで実施しているので問題ないという認識がある。しかし、より良い市民参加という点からすると、形式的にその手法が選択されているだけではなく、本当に市民から声をもらい事業に反映されたのかなど、実績に反映されたのか問われる部分も出てくる。その点は形式的に担保されている部分と実質的に問われないといけない部分と組み合わせながら評価をしていく必要がある。狛江市の評価では3つの選択肢があるが、適切とは言えないというのはどのように評価したらよいのか、形式的な部分が問題なければC評価としてよいのかは迷うところである。形式的には守られていても総合評価をどう評価するのか、適切だが実質的なことが必要だという評価の仕方もある。項目ごとの評価、全体の評価、色々なところから考えながら評価水準を固めていければよいと思う。 (会長)進め方について提案だが、まずは資料2-1の「総合基本計画の改定」について、皆の意見を聞きながら合議を諮っていく形で進めていき、資料2-2以降についても進めていければと思う。 ①市民参加手続の選択についてでは、B評価が6名、A評価が2名、C評価が4名いたので、B評価を中心にしながら意見をいただければと思う。B評価のそれぞれのコメントを見ても何らかの課題を感じていることもある。まずはC評価としている委員から御意見をいただきたい。 (委員)そもそもパブリックコメントが0件ということが珍しいことではないのかを伺いたい。 (事務局)統計は取っていないが、0件の場合もある。 (委員)仕事をしたときに何のコメントもなかった際、努力が足りなかった、何か違うやり方があったのではないかなど再検討するものではないかと思う。発信したのに反応がないということは発信の仕方に工夫が必要なのではないか。また、総合基本計画については情報量が多く仕方がないということも分かるので、細分化するなど工夫の余地はあると思うので、それらの点でC評価とした。 (委員)パブリックコメントを実施する以上は0件や少ない件数というのは実施している意味がない。やるからには意見を吸い上げていけるような形を検討する必要がある。今までも工夫していたのだと思うが、今までの流れを踏襲しているというのはどの自治体でもあると思うので、他の自治体の参考になるような変え方ができるとよいと思う。男女共同参画推進計画の改定でのLINEアンケートでは反応が来ている。忙しい方は自分に関係ないことについては読むこともしないと思う。分野ごとに細分化し興味があることを入口にすることで、総合基本計画の改定についても関心を持つことができ、市民の意見を吸い上げるパブリックコメントになると思う。以上の点からC評価としている。 (委員)市民説明会の人数の少なさが気になる。無関心なのか情報が伝わっていないのかということになるが、無関心ということはないと思うので、細分化するほうが分かりやすく入りやすいと思う。以上の点からC評価としている。 (委員)総合基本計画という、市民には馴染みがないが基本計画であるという重要性を踏まえると、パブリックコメントが0件、市民説明会の参加者3名というのは適切な市民参加手続とは評価しがたいということでC評価とした。男女共同参画推進計画ではLINEアンケートを実施しており、コストをかけずに簡単に意見集約できるツールもあるので、幅広く採用していく選択肢もあると考えられる。 (会長)A評価の委員の意見を伺う。 (委員)基本的に大きな齟齬がなければ適切であるということを基準に考えた。反応がないという意見もあるが、反応がなくても読んでいる人は読んでいる、見ている人は見ているとも考えられる。それをどのように判断するのかによって分かれると思う。市民意識調査の回答者の属性に偏りがなく公平だと判断できるので、以上の点からA評価とした。 (委員)手法だけ見るときちんと順を追って実施されているので、A評価とした。 (会長)各委員の意見を聞いて、手続自体は決められたものを適切に行われていると思う。私も市民参加のスケジュールと情報提供についてC評価としていて、C評価の方と同じ意見である。手続は行っているが結果として意見が少ない、意見が言いずらい状況があったのではないか、スケジュールの難しさ等の結果を考えると改善の余地があるという判断である。B評価の委員の意見を伺う。 (委員)流れに沿って行っているのでB評価とした。 (委員)現行の制度で可能な手法を複数選択しており、過不足がないという印象である。総合基本計画のような大きなものに市民参加を求めたいということであれば、最も適切なもの、全部でなくても一つを選んで実施するのでもよいのではないかという点でB評価とした。 (委員)条例で採るべき手法は決まっているということなので、それが行われていればC評価にはなると思う。そこに担当部署の考えがあって、なぜその手法を選択して何を期待していたのかが見えてくればB評価になると思う。また、その取組が画期的なもので良いと納得できるものであればA評価になると思う。 (会長)スケジュールについてはどう考えるかということもあるので後で御意見をいただきたい。①市民参加手続の選択については、進め方には課題はあるが、市民参加の手続としてやらなければいけないことは適切に実施しているという点でB評価としてもよいか。 A評価の御意見にもあった評価できる点については答申に記載することとし、B評価とさせていただきたい。 -了承-
(会長)②市民参加のスケジュールについては、アンケートや審議会の進め方について、審議会でアンケート内容や進め方を審議し、手続きを進めたほうがよいと思うのでC評価とした。スケジュールについては一般的な流れだとも思う。B評価が一番多くなっているが、スケジュールについては適切とは言えないとまでいえるのだろうかなど御意見をいただきたい。 (委員)スケジュールについては適切とは言えないと強く感じた。市民説明会が行われたのが年末で非常に忙しい時期に2回となっており、周知期間が広報で1週間と短く不親切なスケジュールであると感じる。その結果として参加者が少なかったのではないか。パブリックコメントについても、ワークショップやアンケートは1年前に実施していて、1年後にパブリックコメントを行っても市民にとっては関心のある話題ではなくなっている。以上の理由からC評価とした。 (委員)規模感が大きすぎるというのがあるので、他の事業と同じスケジュール感で進めるのは難しいと感じる。丁寧にやるなら、もっと期間を広く持ってやらないといけないのではないか。 (委員)スケジュール感がタイトなのと参加者が少ないというのは何かしらの理由があると思うのでC評価とした。 (委員)複数年度で実施した点や通常通り実施しているという点でB評価とした。 (委員)良し悪しは気にならなかったのでB評価とした。 (副会長)オーソドックスな市民参加手続の選択とスケジュールでありB評価とした。実績については原因を探っていくと情報提供の内容に原因があると思うので市民等への情報提供については厳しく評価している。 (会長)市民参加手続の選択と市民参加のスケジュールについては大体このような形で進んでいくというものとして標準的にある形で評価していくのがよいのか。情報提供のところがネックとなって、手続やスケジュールは適切に行っているのに効果が出ていないというのは分けて考えたほうがよいのか、副会長の意見を伺いたい。 (副会長)分けて考えたほうがよいと思う。市民参加手続の選択については実際には審議会とパブコメがほとんどである。プラスアルファの手法としてワークショップを実施したことは私は評価したが、大体どの部署も審議会とパブリックコメントは行っているので、それだけである程度形式的に評価はできるか、あるいはもう少しプラスで行っていればそれなりの評価をするのか、そういう見立てはひとつあると思う。もっと参加してもらえるはずというような部分も、原因を探っていくともっと違う手法を取っていればできたのか、スケジュールにもっと余裕を持って実施すれば増えたのか、情報提供がもっとよければ増えたのかといった点は横断的に考えて評価してもいいと思う。 (会長)スケジュールが厳しいという意見や、今までも同じようなスケジュールで実施しているという意見もあるので、これまで行政で大体このように行われていたものをここで厳しい評価をするのか、従来行っていたがもっと改善の余地があるのではないかという形で提案をするのかを確認したい。市民参加手続の選択と市民参加のスケジュールはかなりこれまでに確立されたものであると思う。そこが厳しい評価になってしまうと担当部署としても困ってしまう。ただ、そこに対してもっと改善の余地があるのではないかという見せ方をすれば担当部署も受け止めやすくなるのであればそのようにしたほうがよいと思う。審議会で評価したことが行政の中でどのような反応になるのかということを踏まえた上で、事務局の見解を伺いたい。 (事務局) 市民参加実施結果シートの旧狛江第四小学校跡地整備基本計画の策定について、パブリックコメント及び市民説明会の開催時期、公表日・媒体の欄について、令和6年12月15日号広報となっているが、令和7年2月1日号広報が正しい日付となる。申し訳ない。 パブリックコメントについては30日以上募集する規定がある。広報は1日号と15日号があるが、広報に掲載した日からパブリックコメントを30日間受け付け、そのタイミングで市民説明会を行うのが慣例的なスケジュールになっている。パブリックコメントは30日間とし、市民説明会は前半に設けて、意見をいただけるようスケジュールを組むが、そうすると委員から御意見があったような広報の掲載日から市民説明会までの期間が短くなってしまい、参加者数に結び付いていない可能性はある。そこには改善の余地があるのではないかと思う。広報を掲載したら受付期間とし、パブリックコメントの期間を半月程度延ばすことで、広報が載って少し期間が空いて市民説明会を行い、その後30日くらいでパブリックコメントの受付というスケジューリングは可能かと思う。 (委員)総合基本計画は年末の時期に重なってしまったが、一方で年度中に策定しないといけないこともありタイトなスケジュールになったと思う。 (委員)広報は1日号と15日号で同じ内容を掲載することは可能か。気になるが忙しくて見過ごしたときに次号にまた載っていたら書くということもあるのではないか。パブリックコメントのことだけでも同じ内容を掲載することができればよいのだが。 (事務局)同じ内容を掲載することはできず、例外を設けるのは難しい。 (会長)全ての事業が同じスケジュールで行っているとすれば他の事業についても同じ問題が出てくるので、総合基本計画の策定だけ厳しい評価で他のものは良い評価とすると不公平にも感じる。したがって、スケジュールについては改善の余地はあるが、これまではそうで、今回の意見を踏まえて全てのスケジュールに対して、そのスケジュールでいいのかどうかというコメント、要は行政的なスケジューリングではなくパブリックコメントや市民説明会に実際に来てくれるようなスケジューリングを考えるというコメントは入りそうな気がする。他の事業を見ても②市民参加のスケジュールについてはB評価という感じがするが、B評価とするかC評価とするか御意見を伺いたい。 (委員)市民参加実施結果シート中の市民参加の手続の流れについて、いつやったということしか出ていないが、計画段階でのスケジュールと実際の結果を見比べることで短かったかということが分かると思う。大体こういうものだということでB評価とした。 (会長)今回は初めてなので計画段階のものを見ることができないので、結果的にパブコメが0件とか市民説明会の参加者が少ない原因というのが、市民等への情報提供だったり運用のところだったとすると③市民等への情報提供と④総合評価をどのように評価するかということになるが、①市民参加手続の選択及び②市民参加のスケジュールはB評価とさせていただき、③市民等への情報提供と④総合評価をどのようにするかご議論いただきたい。 市民等への情報提供については、適切だったかと考えるとパブリックコメントの意見がないことや市民説明会の参加者が少なかったということがあるとC評価とも考えられるが、事務局として意見はあるか。 (事務局)改善すべきところは改善するという認識である。 (会長)パブリックコメントで意見がないというのはそういうものだという考え方もあるが、何のために行うのかということを考えたら、意見を書きたかったが書けなかったという人もいると考えられるので、パブリックコメントはそれなりに出てこないといけないのかなと思う。 (事務局)事業ごとに評価を行っているので加味する話ではないかもしれないが、今回評価する事業以外の事業もあったが、総合基本計画のパブリックコメント及び市民説明会と同時期に3件の計画があった。年度末に時期が重なってしまい、同じ12月15日号の広報で4件の計画のパブリックコメント及び市民説明会についてまとめて掲載した。市民説明会についても4件でそれぞれ土日1回と平日の夜1回で計2回行った。重ならないよう分散したが、時期は密集しており、市民側からするとまとまって市の計画が出てきて説明会が連日のように組まれてコメントを求められる形になり、影響があった可能性はある。広報に4件の計画が1面で載ったので、見る側にはよく見えたかもしれないが、重ならないほうがよいのではないかという認識である。今年度実施するものについては時期はずれる予定である。 (会長)そのようなことをお話いただいたので、答申としてまとめる時に「そのような状況があったから仕方がないのかもしれないが」といった文言は入れてもよいのではないかと思う。そのように重なるとパブリックコメントも市民説明会も市民に情報が届きづらい状況があるかもしれないので、そういうときにどうするかということを考えるための情報をどこかに書いておくことは必要であると考える。我々はそれを分かった上で、仕方がないかもしれないがこういう評価になったというふうに書いたほうが今の状況からしたら公平かと思う。 (委員)行政手続きはこういうものだろうという考えから大きな齟齬がなければ適切であると考える。しかし、工夫を出してほしいという点からB評価とした。 (委員)パブリックコメントの件数やスケジュールに関しても参加人数が少ない原因は情報提供にあると考えており、B評価とした。 (会長)①市民参加手続の選択、②市民参加のスケジュールはB評価だが、色々な課題が③市民等への情報提供に集約されるのではということで、いろいろな事情があったことは記載していただきつつ、改善の余地があるという教訓を残すということで、③市民等への情報提供はC評価とさせていただいてよいか。 -了承-
(会長)次に④総合評価だが、意見をまとめると、手続は適切であるが工夫が必要ということでC評価とし、事情があったとは言えその事情を克服する何らかの工夫はできるはずだという形でまとめるということでよいか。 -了承-
(委員)普段の仕事で関連する法律の改正で関係省庁等に意見具申する機会があり、その際にパブリックコメントを求める業務に携わったことがあるが、実際に集めるのは非常に大変で集まりずらい性質のものであると理解している。形を整えるということが重要であると考えており、市でもその点は行われているのでB評価とした。 (会長)パブリックコメントで意見を求めても、ワークショップやアンケートを行ったのが1年前だと、アンケートに答えた人がその後の経過を知らないこともあるので、何らかの形で関わった方にはパブリックコメントを実施しているという情報提供を直接行ったほうがよいと考える。 1件目に時間をかけたが、このような形で合意をしていくということをケーススタディとし、2件目以降は1件目で合意したものをベースに進めていければと思う。
(会長)資料2-2の旧第四小学校跡地整備基本計画の策定について、先ほどの議論で言うと市民参加手続の選択というところもB評価が一番多くなっている。市民参加のスケジュールについてもB評価が一番多くなっている。前の評価で言うと①市民参加手続の選択と②市民参加のスケジュールがB評価となるが、他の評価についての意見を伺いたい。 (委員)家の近くでこのような事業があったことを知らず、情報提供がされていたのかという点で疑問に感じたのでC評価とした。 (委員)情報提供の点なので、手続だけで考えると普通なのではないかと思う。なぜLINEを使用しなかったのかは気になるところもありC評価とした。 (会長)LINEを使用している事業としていない事業ではどのような違いがあるのか。 (事務局)LINEの登録者は市民とは限らないという点があり、そのような特性を踏まえ使うか判断していくことになる。男女平等参画推進計画の改定については試行的に実施したという経緯があり、明確にLINEをやるかやらないかの基準はない。広く意見をもらいたい場合はLINEの使用も考えられるが、市民意識調査など推移を見るべきものや、基本計画の指標や目標値については市民の年齢や性別構成の比率から抽出して個人識別でアンケートを送り、回答はオンラインでも受けるものもあるが、そのようなものはLINEは適さず、使い方は考える必要がある。ただ男女平等参画推進計画の改定でのLINEアンケートは回答が多く来たので、その点は委員会の中でも評価はあった。意見が吸い上げられない中でLINEの反応は高い傾向はある。 (委員)市民でない方からも意見が来たということか。 (事務局)最初に市民かどうかを確認する設問を入れ、市民ではないと選択した方はそこでアンケートが終了する仕様にしたが、完全な振り分けはできない。そのため、個人識別したアンケートとは別で集計している。 (委員)パブリックコメントを実施しているというだけの案内はLINEでできないのか。パブリックコメントのやり方は変えなくてよいので、やっているという発信をやってみてほしい。 (事務局)広報を発行している旨の発信をしており、そこから広報にアクセスできるようになっている。パブリックコメントの案内については確認する。 (会長)男女共同参画推進計画の改定で試行的にLINEアンケートを実施したことについては、我々がよかったと考えるのであれば評価していくということかと思う。②市民参加のスケジュールについても基本的にはやるべきことをやっているという前提のもとで、③市民等への情報提供の点でコメントがあれば伺いたい。 個人的には情報があまり来ていなかった感覚があるのと、アンケートの回答を見ると高齢の方が多かったり、市全体の計画のはずなのに多摩川住宅近辺の方への発信が多かったのではないかという点が気になりC評価にした。その他の評価の委員の意見を伺いたい。 (副会長)この点についてはオーソドックスに評価をしている。住民目線と外部目線という違いがあるかとも思う。 (委員)スケジュール的には問題ないと考えている。直接市民参加と関わらないかもしれないが、元々スポーツ関係の施設ができるということが前提となっているというのが伝わっているのかによって、受け取る側の問題意識は違うと思う。始めからスポーツ関係の施設ができるということを言われてしまうと一般市民としては何も言う余地がないと感じる。 (委員)標準的に行っており、アンケートという手法を選んだのはよいと思うのでB評価としている。 (委員)ここだけは途中で説明会を実施しているが、参加者が少なかったということもありC評価とした。 (委員)本件については知っていた。あくまで設置ではなく運営を見るという点を意識していたので、スケジュール通り進んでいたのでそのような評価とした。 (委員)①市民参加手続の選択はA評価とした。理由は総合基本計画と比較して身近な問題であると感じており、近所の方の意見を吸い上げる方法としてアンケートを採用していて、事業の特性からして適切であったためである。パブリックコメントについては、結果を見ると意見が10件出ていて、そのうちほとんどの意見が素案に対する意見ではなくて次の段階に対する意見であった。私も勘違いしていたが、今回のパブリックコメントでは具体的なものではなくその前の段階の意見がほしかったというところが、実施にあたりきちんと市民に伝わっていたのかという印象を持った。その点についてはC評価とした。総合的にはB評価としており、アンケートの内容が反映されている点はよかったが、パブリックコメントについてはどういう意見が欲しいという説明を丁寧に行うべきであったと思う。 (会長)スポーツ施設ができることは市として決まっていたのか。 (事務局)本計画の前に土地利用方針を令和5年度に策定しており、それは市民参加ではなく公共施設の整備の根本の部分であり市で検討し方針を定めた。その中で今のグランドと体育館を体育施設として暫定利用しているが、それが一定のニーズがあり、スポーツ施設としなかった場合に他の施設ではそのニーズを満たせないという点や、避難所に指定している点等を踏まえてその土地については引き続き体育施設として利用するという方針を定めている。市民参加とは別だが、令和6年度に土地利用方針を策定したことを説明する市民説明会を1度行っており、13名に参加いただき、その際も御意見はいただいたところである。それに基づいて昨年度に市民参加で整備基本計画を策定した。また、多摩川住宅地区の一帯が調布側も含めて一体の地区計画になっているということがあり、現在は学校施設としての位置付けだが、用途変更すると全体を変える必要もあり、公募市民委員とは別に多摩川住宅街づくり協議会から2名委員として入っている。 (委員)施設の設計が始まってからパブリックコメントの意見を反映させるのは難しい。パブリックコメントで何を求めているのかが見えてこない。施設の運営上関係するものであれば設計図が何パターンかあってこういう施設がほしいといった要望は入れやすいのかもしれないが、設計がある程度決まっている段階でテニスコートを多くしてほしいとか図面上不可能なコメントもあった。意見した人も考えて反映してほしいという想いがあって書いていると思うが、今言っても叶わないというようなところもどうしても出てくるので、そこは分けて、設計はもう決まっているがより皆が使いやすくするための御意見を伺うという聞き方にしたほうが気持ちの不一致が少なくてよいのではないかと思う。 (会長)パブコメでどういう意見がほしいのかがよく分からない。施設の話や土地利用計画など、市としては情報提供しており適正な手続はしているが市民の認知が追い付いていないという感じは委員の意見を聞いて思ったところである。 (委員)狛江市内の唯一の屋内プールができるということで、狛江市内中から行く場所であると考えると、本当は皆興味はあるのではないか。興味があっても知らない人が多いからこんなに意見が出ないのではないかと考えるとやはり情報発信が足りなかったのではと思う。 (会長)以上のことを踏まえると、市民参加手続の選択、スケジュールは行政としては正当に行っているが市民に伝わっていないということで、①市民参加手続の選択、②市民参加のスケジュールはB評価とし、③市民等への情報提供はC評価、④総合評価はC評価とさせていただきたいと思う。 -了承-
(会長)資料2-3の男女共同参画推進計画の改定について、①市民参加手続の選択については、LINEを活用したアンケートを実施し活発に意見が出たということもあり、工夫がされているということもありA評価が多くなっている。B評価の方の意見を伺いたい。 (委員)情報提供についても参加者が多かったということで、①~③はB評価としている。相談体制の窓口があるということが大事だと思ったので総合評価はA評価とした。 (委員)男女共同参画社会に向けて何かをするという宣言がきちんとできたということで適切であると判断しB評価とした。 (会長)①市民参加手続の選択については、異論なければA評価とさせていただく。②市民参加のスケジュールについては、これまでの議論を踏まえると、B評価が一番多く、これまでの評価の方法でいうとスケジュールは通常のものを取ったということでB評価でいかがか。 (委員)B評価で問題ないが、市民説明会、パブコメ後の審議会が1回しか開かれていない。審議会が非常に活動していて、審議会で議論されるのは本計画においては大きな力になっていると考えている。市民説明会とパブリックコメントの日程をもう少し早めに行い、十分に審議できたほうがよかったということでC評価とした。 (会長)B評価だからといって課題がないわけではない。手続としては問題ないがもっとこういう配慮があれば審議会での議論に反映されてよりよいものができたのではないかという文言を入れるということでいかがか。 -了承-
(会長)③市民等への情報提供については、A評価とB評価が多いが、C評価の委員の意見を伺う。 (副会長)市民説明会の資料を見ると、こういうことをやるという項目についての記載はある反面、うまくいっている項目、うまくいっていない項目、ここは手をつけていないといった狛江市の現状を炙り出す部分や、市の施策としてうまくいっている項目や棚上げとしている項目に対する課題の提示が資料の中にほとんどないのが気になる。その部分がないと市民参加は広がっていかないのではないかと思う。何が問題なのかが情報として見えてきて、自分はこう思っているということがかみ合ってきて意見を言うとか説明会に参加するという流れになっていくと思う。市民参加という点からすると市民説明会の情報が一般論すぎる印象を受ける。狛江市として現状はどうなんだということを前面に押し出すような資料づくりをしていく必要があると思う。今後に向けてという意味でC評価とし、総合評価についてもC評価とした。 (会長)まとめると、③市民等への情報提供についてはB評価とし、各委員の意見を反映させるということでいかがか。 (委員)「パブリックコメント」という言葉は市民には馴染みがなく伝わりにくいのではないか。市民目線での言葉にしながら発信していくことが重要である。 (会長)旧四小跡地整備基本計画の策定についてもそうだが、こういうところを特に意見がほしいというメリハリがあるべきだと思う。その意見も含めて、今後の期待を込めて③市民等への情報提供はB評価とする。④総合評価についても今後も期待を込めてB評価とし、市民への情報提供が全体的な課題であるという評価でよいのではないかと思う。 (委員)市民説明会が人権啓発講演会時に開かれているが、人権啓発講演会を実施するときに男女共同参画推進計画の市民説明会も実施することを周知したのか。 (事務局)周知した。 (委員)多くの方が人権啓発講演会のために来たと考えられる。市民説明会の参加者85名と書いてしまうのはそのまま数字として信じてよいのかと思う。 (事務局)市民説明会だけで来てもらうのは難しいこともあり同時に開催した。人権啓発講演会のために来たと思われるが、来た方への周知はできている。興味がある方だけに周知するものではないと思う。 (会長)③市民等への情報提供、④総合評価はB評価とし、市民への情報提供が全体的な課題があるという形でまとめてもらえればと思う。 -了承-
(会長)資料2-4の市民協働事業評価については、①協働に至る過程については良い評価をしている委員が多い。②協働体制についてはもう少し改善の余地があるのではないかという意見があり、③協働の成果についても適切であるということでB評価が多くなっている。①協働に至る過程について、B評価の委員の意見を伺う。 (委員)これに取組んだ背景が分からなかった。確かに困っている人がいて何かをしたいという気持ちは伝わるが、その問題をここだけで解決するのか、もっと大きく捉えてやっていくのかが見えなかった。小さくまとまってはいけないと考えB評価とした。他の項目についても同様の理由で評価している。市が関わって行政としてやっていくという話になるなら、想いだけではなく、何をしたのかをもっと具体化し、自分たちがやれたことはここまでだという評価をしていかないと次につながっていかないのではないかということで④総合評価はC評価とした。 (委員)標準的ということでB評価とした。 (会長)市と事業者の評価はあるが、サービスの利用者の意見等がなかったので、そこがあるとよいというコメントがあった。協働の成果は実施した方の意見だけではなく利用者の意見があればもっと良い評価ができたと思う。③協働の成果についてはB評価とし、利用者の声を聞ければよかったということをコメントとして残すということでいかがか。①協働に至る過程は継続的な事業であるということで、今後の期待も込めてA評価としたい。②についてはいかがか。協働体制について課題はあるか等の意見はあるか。 (委員)市との連携もすばらしく参加人数も多数いるが、団体の総合評価の中に「新規支援者の獲得、新しい被支援者とのつながりを作ることはあまりできておらず引き続きの課題となっている」という記載があり、受け止めたほうがいいと思う。また、市が把握している、外国にルーツを持つ児童・生徒と保護者と支援を受けた人の人数の比較ができるとよいと思う。 (会長)③協働の成果については適切だが、団体の方の意見も踏まえるとまだまだ目指すところがあるということである。本事業は継続して実施されているものなので応援の意味も込めて①協働に至る過程についてはA評価とし、②協働体制について、③協働の成果についてはB評価、④総合評価は団体自身が課題があると評価している点を踏まえ、引続き行われていく課題でもあるので、B評価としてもよいか。 -了承-
(会長)答申のまとめ方として、委員の評価したい点は前に出していただき、審議会で決定した評価となっていることでまとめていただければと思う。今後の評価のあり方や評価の基準は見直し、より現場の力になる、改善につなげやすいものにしていく必要がある。 (委員)各委員がコメントを入れているが、担当部署に共有していただきたい。 (会長)事務局で本日の議論を答申にまとめ答申案を作成いただき、審議会としての評価は以上とする。
(3)その他 -当面の審議会の日程について、事務局から説明- ・次回は8月26日(火)を予定している。
-閉会-
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