1 日時

令和7年3月21日(金曜日)午後2時~午後3時40分

2 場所

狛江市防災センター402・403 会議室

3 出席者

委員長    二井 昭佳
副委員長   池田 まり子
委 員    小川 浩志
       榎本 正樹
       馬場 隆之
       銀林 悠
       倉山 裕治
       柴崎 康訓    
       一瀬 隆文     

オブザーバー 大浪 裕之     
       絹山 博史     
       山本 雅美       

事務局    環境政策課長 秋山 尊利
       環境政策課水と緑の係長 小野 将史
       環境政策課水と緑の係主任 鈴木 大介

4 欠席者(委員)

なし

5 議題

1 狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験について
2 今後の動きについて
  ・狛江市かわまちづくりの推進体制について
  ・国のハード施策について
3 その他

6 資料 資料1   狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験の実績報告について 
資料2-1  かわまちづくりの推進体制
資料2-2 多摩川水辺整備(狛江市かわまちづくり)検討方針
参考資料1 狛江市かわまちづくり推進管理協議会の設置及び運営に関する要綱
参考資料2 狛江市かわまちづくり推進管理協議会 委員名簿
参考資料3 狛江市かわまちづくり計画アンケート結果(国士館大学)
7 会議の結果

(1)狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験について

事務局 資料1について説明

委員長 参考資料3について補足で説明。

委 員 社会実験については、非常に良い季節に実施したと思う。夏に開催したらどうなったかが気になった。

オブザーバー コンテンツとして、登戸の渡しは川崎でも狛江でも人気があった。実施方法によって、魅力的なコンテンツになると感じた。

委 員 コンテンツとしては面白いものが多かったのと思うが、コンテンツが点在していて、全体的な狛江らしさが分からない部分があったので、今後工夫が必要であると思う。

委 員 参加者は若干少ないように感じたが、狛江らしい多摩川の空間を実感できるイベントであった。日陰のスペースを用意した方が良いと感じた。

委員長 堤防の上を歩いている人は多くいたが、なかなか下に降りてこなかった。事前の告知をしてイベントを知ってもらうということが大事であると感じた。

 

(2)今後の動きについて

事務局 資料2-1、2-2について説明

委 員 計画の国への登録の状況はいかがか。

事務局 令和6年8月に登録され、国も測量や設計に着手しているところである。

委員長 国のハード施策のスケジュールはどうなっているのか。

オブザーバー 現在設計を進めており、皆さんの意見を伺いながら決定し、その後工事を実施する流れである。最短で令和9年度に着手を予定している。

委員長 市のスケジュールで、都市・地域再生等利用区域の指定が令和10年度となっているが、もっと早くてもいいのか。

事務局 指定自体を早くすることは可能であると思うが、社会実験を3年間程度実施した上で、多摩川の管理等の担い手となり得る団体や事業者等に係る方向性を先に定めていくべきと考え、令和10年度を目標としている。

委 員 市のハード施策のスケジュールはいつ頃決まるか。

事務局 国のハード施策の状況を踏まえながらという形にはなるが、令和8年度及び9年度に基本設計・詳細設計を行い、工事については最短で令和10年度になる想定である。

委 員 社会実験を10月に実施するのはなぜか。

事務局 10月にこだわっているわけではないが、暑さや寒さ等の季節の状況を考慮して、決定している。

委員長 イベントを丸投げする場合もあるが、人は集まるが予算も大きくなってしまう。今回は手弁当的に実施したのはよかったと思う。今後の参考のために、社会実験をこのように実施しないと事業者の参加が難しい、というような意見はあるか。

オブザーバー どのくらいの売り上げがあるかというのがキッチンカー等が参加する動機づけとなる。告知をどの程度行うか等、実施前の立て付けを検討していくほか、コンテンツの目玉をつくったほうが良い。キッチンカーを呼んだら人が来る、という考えはやめた方が良い。例えば、夜の多摩川は危険かもしれないが、カヌーで漕いだ際の景色はよかった。ナイトクルーズ等も考えられるのではないかと思う。

委 員 飲食店を呼ぶには人が集まるかどうか、それにはどういうコンテンツがあるか。例えばドローンを飛ばす大会等、核になるコンテンツが必要なのではないか。

オブザーバー コンテンツは市外からも「来たい」と思われるようなものが良いと思う。市内だけでなく他からも参加してもらえる。

委員長 令和8年度予算の要求について協議会で検討するとなると、スケジュールはもっと早い方がいいのではないか。

事務局 7月の検討会で予算のことについて議論し、9月の協議会で方針を決めようと考えている。

オブザーバー 今後の担い手探しについて、別の事例はあるか。

事務局 近隣の事例では、企業が協議会をバックアップについている事例が多い。

委員長 最近はエリアマネジメントという言葉があり、誰が管理するかということに目が行きがちであるが、本来の目的は少し違うと思う。この場所を使いたいという人達が集まって協議会で運営していくという形もある。形は色々だが、義務感でやるというのでは成立しない。メリットがあるという人達で構成されると良い。今回の委員やオブザーバーの方々も担い手の可能性があると思うので、様々な意見を出してもらいたい。

委 員 川は災害により形状が変わったりするが、その場合の対応は国で実施することはあるのか。

オブザーバー 現在、河川整備計画の見直しをしているところである。気候変動等による川の流量の想定を見直している。

委 員:台風の影響で形状が変わってしまったワンドを元に戻すことはしないのか。

オブザーバー 実施する予定はない。

委 員 市の関わりは必要であると思う。狛江の商業規模を考えると収益的には難しい。

委員長 市も入りながら、協議会をつくって運営していく方法もある。

委 員 ソフト的にどのような使い方をするかも並行して考えながら、ハード整備を進めていければ良いと思う。ハード施策を実施する際は、行き止まりを作らないない事が大事だと思っている。時計周りで回れる等、人が循環できるような整備を検討できれば良いと思う。

委員長 今後、どのような社会実験等を実施していくかは、検討会という形で、協議会委員や委員が声掛けして参加してもらった方にアドバイスをもらって検討していくという形で良いか。

事務局 そのように考えている。

オブザーバー 社会実験は年1回と決めずに柔軟に考えてもらいたい。

委員長 狛江高校箏曲部の演奏などをかわまちづくりと位置付けるなど、全部を自分達で実施しなくとも既存のコンテンツを活用していけるとよいと思う。今後、検討会等で議論するにあたり、事務局には今まで川でどのようなイベントが開催されたか調べていただきたい。

オブザーバー 回遊性でいうと、登戸周辺が参考になると思う。アートや花を通り沿いに置いたりしている。

委員長 火気使用に係る要望に係るアンケートに関して、意見等あるか。

委 員 賑わいが出てきて、一番気になることは騒音である。時間を限定するなどコントロールできればいいと思う。

副委員長 商店街でもバーベキューを復活させてほしいという声もある。

委 員 バーベキューに関しては、ごみや臭い、煙等の問題があると思う。

委員長 バーベキューに関しては、場所を住宅地から離したり、炭を使わず電気だけを認めるという方法も考えられると思う。

 

(3)その他

特になし